しなきゃ損! 中古ノートパソコンThinkpad X240のHDDをSSDに交換する方法
「中古のノートパソコンを買ったけど、遅いことこの上ない。」なんてことかなりあると思います。それはストレージのHDDをSSDに換装するだけで劇的に改善するものです。今回は中古PC市場での流通量が多いThinkpadX240のHDDをSSDに換装します。
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むかしのSSDは120GBで一万円したものですが、今ではその2倍の240GBでも一万円を切るほどです。今回はCFDのCSSD-S6B240CG3VXという240GBのSSDを使います。
240GBのSSDは安く、多く出回っているため買いやすいです。
このパソコンにはM.2端子なんてものはないので必然的に2.5インチのSSD、MLC NAND、TLC NANDなどセルにも種類がありますが、今回は安く済ませたいのと、どうせサブPCということでTLC NANDを採用
HDDをパソコンから取り出す
まずOSをインストール済みのHDDをパソコンから取り出します。
Thinkpad X240は裏蓋をすべてオープンにしないと内部をいじれないので、めいどくさっと思いながら裏蓋を開けます。
内蔵バッテリーの横にある銀色のフィルムがついているのがHDDです。
HDDについているマウンターを外して・・・
PC好きにとっては買ってきたノートPCがどこのメーカーのHDDを使っているのかは気になるところです。(メーカーの公式ページでHDDのメーカーを調べてもわからないこと多いですから)
今回はウェスタンデジタルのブルーでした。まあ普通ですね。
HDD内のデータをSSDにクローンする
HDDの内容をそのままクローンできるような機械(HDDクレードル いわゆるお立ち台)があれば楽なのですが、あいにく持ち合わせていません。というわけでメインPCにノートパソコンについていたHDDと新しく買ったSSDをSATAで接続して、無料ソフトを使ってHDDからSSDにデータをクローンします。
今回使うソフトは
EaseUS Todo Backup
クローン化できる無料ソフトの定番です。
方法は下のページを参照してください。
ディスクを参照して
クローン化したSSDをメインPCから外してThinkpadに取りつけます。
これで作業は完了です。あとは正しく動作するか確認です。
起動速度は半分以下!もう起動でイラつかない!
起動時間は49秒から19秒へ
半分以下(約30秒減)になりました!
起動速度の面ではかなり効果があります。当然ですが、HDDをSSDに換装した以外のことは一切していないです。
中古のノートパソコンなんかだと未だにHDDを搭載しているPCがかなり流通していますが、SSDを換装するだけで充分使えるPCに進化します。
今の市場価格だと240GBのSSDで4000円~5000円ぐらいです。試しに2台目のノートPCのHDDをSSDに換装するというのもいいのではないでしょうか?
今回使ったThinkpad X240くんの過去記事です!